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私とコンピュータ その12



 通信については先に書いた通り、データベース的なものと考えていたので、説明書 にある会員間のコミュニケーション的なものは一部のマニアがやっているのだろうと 思っていた。だから、説明書はろくに読まずにアクセスし、手探りでメニューを見な がらシーガルの中をうろついていた。

 そうしていると、なんと誰かから挨拶が送られて来たではないか。私は非常に驚い た。メッセージが送られてきたということは、誰かが私がアクセスしているのを監視 しているのか?これはいけない、というので回線を切ってしまった。どうもネットワー クというのは油断がならないものである。私は説明書を読み返し、さっきのがQUI CKメッセージというものであった事、そしてそれが一般のユーザーから送られてき たらしい事を知った。

 結局データベースとしてはあまり得るところがなく(フリーソフトなど知らなかっ た)、ボードを読んだりしていたが、だんだんとQUICKメッセージにも慣れて、 返事をしたりするようになっていた。当時はログを取る等という考えがなく、記録が 残っていないのが残念だ。その後、妻もIDを取得した。6月末のことであったから、 NTT運営シーガルの最後の方の会員である。二人でネットにアクセスするようにな ると、それまで使っていたVTERMというフリーソフトが使いにくかった事もあり、 「まいと〜くッ!」という市販の通信ソフトを購入し、妻も一人で通信など出来るよう になった。この頃からチャットをよくするようになり、8月には初めてのオフライン ミーティングに参加するのである。

 ミーティングに参加するようになる前後から、フリーソフトの導入の方法も知り、 特に画像関係には強力な指導者もいて着実にHDDが埋まっていった。この頃のHD Dには数本の市販ソフトとちょっとしたデータ程度しか入れていなかったため、HD Dにはかなりの余裕があったようだ。私のようなユーザーは、まだまだ40Mバイト は広大だと思っていた。



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