農民芸術概論綱要
〜農民芸術の批評〜



…正しい評価や鑑賞はまづいかにしてなされるか…

 批評は当然社会意識以上に於てなさねばならぬ
 誤まれる批評は自らの内芸術で他の外芸術を律するに因る
 産者は不断に内的批評を有たねばならぬ
 批評の立場に破壊的創造的及び観照的の三がある
 破壊的批評は産者を奮い起たしめる
 創造的批評は産者を暗示し指導する
 創造的批評家には産者に均しい資格が要る
 観照的批評は完成された芸術に対して行はれる
 批評に対する産者は同じく社会意識以上を以て応へねばならぬ
 斯ても生ずる争論ならばそは新たなる建設に至る



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